2011年6月15日

イギリスで一番のボス(上司)

イギリスで一番のボス(上司)

エマ・ブランドンが、イギリスのノーウィッチ市にある、ヘレスドン病院で、精神病患者の、長期入院病棟の看護主任として、赴任したとき、16人の看護スタッフは、疲労困憊といった状態でした。

また20人の患者の多くも、口汚く、暴力的で、スタッフに対して、常に叫んでいました。

ストレスから逃れる唯一の方法として、スタッフは、病気欠勤を繰り返していました。

どうすれば良いのか、分からないまま、エマは、ただ聴くことにしました。

彼女は、スタッフの一人一人と会い、彼らの不安を聴いたのです。

彼女が、そこで発見したことは、以前からの勤務スケジュールが、スタッフの家族生活を、バラバラにし、勤労意欲を、失わせているということでした。

そこで、彼女はスタッフたちに、自分たちの、勤務スケジュールを決めることを提案し、実行させました。

自分たちで、みんなに公平な、勤務スケジュールを作ったスタッフたちは、見違えるように、欠勤が少なくなり、更に注目すべきは、エマがスタッフに、心からの傾聴をしたように、スタッフも、患者の話を聴くようになったのです。

それに伴い、患者の叫び声も、目立って少なくなってきました。

エマはこう言います。

「自分が扱われたいように、相手に接すれば、それは、相手にも通じるものです」

彼女を尊敬するようになったスタッフたちは、イギリスの「最高のボス(上司)賞」という賞にエマを推薦しました。

驚いたことに、イギリスの一流企業のマネージャーたちを軒並み抑えて、彼女が2003年度の、その賞を受賞したのでした。

エマは、7つの習慣の第五の習慣「理解してから理解される」の実践者です。

自分に関心を持ってもらいたいとか、自分のことを分かって欲しいと願う人は、まず相手を理解しようとすることが、その早道であることを知るでしょう。

共に働く同僚や部下、顧客の、ニーズや懸念、優先事項を理解することで、相手は、次に、自分に対する協力を、惜しまなくなることでしょう。

そして、エマのように、自分が達成したいことを多くの人の協力を得て、達成することでしょう。

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