「相乗効果の本質は、知的、情緒的、心理的な相違点を尊ぶことにある。
相違点を尊ぶことができるようになるための鍵は、すべての人は世界をあるがままに見ているのではなく、自分のあるがままに見ているのだということを、認識することである。」
─ スティーヴン・R・コヴィ―
敬愛するコヴィー博士の言葉を、紹介させていただきました。
コミュニケーションを通して理解し合えれば、お互いの違いも見えてきます。
その違いを排除しないで活かし合い、最終的に素晴らしい第三案を生み出すことが、相乗効果です。
例を引いてお話ししますと、
AさんとBさんがいるとして、AさんとBさんの考えで一致する部分は、ほんのわずかです。
わずかに一致した部分で、「この辺で手を打ちましょう」は、妥協と言います。
しかし、AさんとBさんが、お互いのWin-Winを考えながら、コミュニケーションを重ねました。
するとお互いの違いが見えてきました。
その違いを活かしあった結果生み出された第三案、それが相乗効果です。
人は、自分と違う考えを持つ人、あるいは違う価値観を持つ人には違和感を抱き、避けがちになります。
気の合った仲間と一緒にいるほうが、居心地がいいのは明らかです。
しかし、同じ考えの人が集まって話し合ったところで、導き出される答えは同じものです。
人は1人ひとり違います。
その違いを尊重し合い、祝う習慣が第六の習慣、「相乗効果を発揮する」です。
相乗効果を発揮すると、1+1が2以上のものになります。
例えば、異企業同士で、ショールームを企画した例を、挙げてみましょう。
トヨタカローラ横浜・戸塚下倉田店が、おもちゃの輸入販売を手掛ける『ボーネルンド』と組んで、子供たちの遊ぶ「本格的スペース」を設けた例です。
このプレールームを設置してから、特に近隣住民の注目を集め、来店客が増加し始めたとのことです。
来店客の滞在時間も長くなり、開店から3日間で、55台もの車を売ったということです。
月間目標の40台を、“たった3日”で上まわったのですから、すごい効果だと言えますね。
全く違ったアイデアを持っているのに、その違っている点に注目して、その相違点を活かしあう、新しいアイデアを生み出せるのは、
【第一の習慣:主体性を発揮する】
自分で判断し、行動して結果を出すこと
【第二の習慣:目的を持って始める】
自分の最終到達地点を明確にして、始めること
【第三の習慣:重要事項を優先する】
「重要事項」で物事を判断し、主体的に時間を管理すること
【第四の習慣:Win-Winを考える】
お互いの満足を得るために、考え方や姿勢を身につけること
【第五の習慣:理解してから理解される】
感情移入の傾聴を通して、お互いが理解し合うこと
これら5つの習慣を身につけたからできることです。
自立した人がお互いに協力し合い、1人では生み出せない素晴らしい結果を生み出すことが、私たちの人生に、大きな、大きな幸福をもたらすと、信じて疑いません。
育自コンサルタント
-自分を育てるお手伝い-
杉本恵洋(すぎもと しげひろ)
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