2013年2月15日

「最善観」

「最善観」という考え方があります。

「全ての出来事は必然かつ最善である」 という考え方です。

森信三先生は著書『修身教授録』の中で、 「最善観」について次のように述べています。

「わが身の上に起こる事柄は、そのすべてが、この私にとって絶対必然であると共に、またこの私にとっては、最善なはずだというわけです」

人生で起こる全ての出来事は、プラスのことがあれば、裏に必ずマイナスの要素があり、マイナスのことがあれば、裏に必ずプラスの要素が含まれているわけです。

したがって、不幸な出来事が起きた時には、裏に含まれている人生の深い教訓を学ぶことができます。

そして、順調な日々を送っている場合は、他人の情や苦しみを思い、調子に乗らないように努めます。

つまり、この「最善観」という考え方を持って生活すると、どのような状況からも学ぶことができるのです。

「最善観」という考え方は、自分に起こる全ての出来事を必然かつ最善であると捉える方向に導いてくれます。

まさに、人生をより豊かに彩る魔法の考え方ですね。

例えば、ある日突然、保険のセールスマンが訪ねてきたら、「嫌だな~」と思わずに、自分に必要な事を学べる機会かもしれないと捉えたらどうでしょうか。

また、友人からサイドビジネスの勧誘を受けた時には、「ウザイ!」と思わずに、自分の本業にプラスになる話が聞けるかもしれないと考えてみても良いかもしれません。

私は、さまざまなビジネスの勧誘やどんな宗教の勧誘でも、訪ねて来られる方の話はしっかり聞くように努めています。

すると、自分が欲しかった有益な情報をもらったり、本業に役立つアイデアが閃くことも多いのです。

特に最近は、必要な時に必要な人が必要な情報を運んでくれているな~という出来事が続いています。

皆さんも魔法の考え方である「最善観」を意識して、どんな状況にも左右されない毎日を送ってください。

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